SFを中心に小説を読んでいます。読後の感想などを書いています。

ジャック・キャンベル

彷徨える艦隊 8 無敵戦艦インビンシブル

「どうかな、今は、これだけ言っておく、人類は今まで、自分は宇宙をよく知っていると勝手に得意になっていたんだな。そのあいだ宇宙は、おれたちの前では笑い、背後で顔をしかめていたらしい」byギアリー元帥

アライアンス第一艦隊が遭遇する異星人たちと特徴

①謎の異星人
両生種?コンタクト拒絶、人類世界と隣接している星域に存在、亀のような艦体、高速に動く
②ベア=カウ族
テディベアのようで牛のような異星人、コンタクト拒絶、謎の異星人とスパイダー・ウルフ族の間に存在、巨大戦艦、巨大要塞を所有
③スパイダー=ウルフ族
昆虫(クモ)に近い種?、接触してきた、友好的、人類世界に近い星域に存在、艦体の動き、形とも優美

今回の巻を読んでいて、もしギアリー達軍人だけで異星人の星域の調査にいっていたらどうなっていただろう?と考えてしまいます。リオーネや、チャーバン将軍のような議会の特使、セティン博士、シュワーツ博士といった異星人の専門家彼らがいたからこそ、調査し再び人類世界の星域(シンディック、ミッドウェイ星域)に戻る事ができたと思います。

さらにアライアンスは勝にはかったが、内部では不穏な空気が漂う気配が・・・調査派遣は、アライアンス中央で起っている陰謀も見え隠れしますし。100年に及ぶアライアンスとシンディックとの戦争でアライアンス艦隊の船は消耗品で数年しかもたないように設計されていて、この第一艦隊の船も寿命が近づきつつあり調査中も様々な異常が発生している、そんな船を無事戻れるかわからない異星人の星域に派遣する命令を出した誰か?は何かたくらんでいるとしか思えません。アライアンスもおかしなことが起りつつあるわけで、そんな状況で新しい友人と拿捕した巨大戦艦を牽引しながら無事にアライアンス宙域にもどれるのか?もどってもひと波乱ありそうな・・・それが9巻以降のお話になるのかな?

今回面白かったのは、スパーダー=ウルフ族がアライアンス艦隊に対し、ほしがったものがあるのです!さてそれは何でしょう?人間同士もそうですが新しい関係をきづく時は楽しくもあり、難しいもの(理解に苦しむ等)であると感じる瞬間です!

今外伝が出ています、私はまだ読んでいませんが、7巻、8巻の同じ時間軸でシンディック、ミッドウェイ星系で起っていたことが描かれているそうです。シンディック側のお話ですが世界観が広がりそうで期待しています!

彷徨える艦隊7 戦艦ドレッドノート

ついに第二部が開始されました! 新しい展開になるとの事で楽しみにしていました。 この巻から人類以外の知的生命体である異星種族の調査及びその情報収集を命じられ再び異星人と始めて接触した、ミッドウェイ星系へ向かい更にその先へ進む事になるのですが・・・・。

[事件]
①現艦長訴追 
②補助艦四隻第一艦隊離脱指示 この事を指示した人物は誰か?

今後続刊されていく中でアライアンス内の問題としてどう絡んでくるかみていきたいです。

 [新キャラ] ジャーメンソン大尉・・・物事を混乱させる特技を持つ
セティン博士・・・異星人専門家

シュワーツ博士・・・異星人専門家チャーバン将軍・・・運営審議会特使 こう見ると個性的なキャラクターが加わり更に面白そうな展開が期待できます。異星人専門家と言っても実際にみて研究しているわけではなくもし存在したらこうだろう?という予測の世界なのが読んでいる自分達と大差ないところが面白いですね。もちろんおなじみのキャラ達も大活躍します。
[謎]
①リイオーネが審議会特使として第一艦隊に派遣された理由
②異星種族の正体
③ギアリー達の艦隊が異星人調査にのための調査隊として選ばれた理由 異星人の星域に入っている段階で、

博士やギアリー達軍人、特使を含め異星人のことについて熱く喧々諤々意見を述べ合っているところがなんとも楽しいと言うか読んでいて面白いところです。正体がわからないものに対する好奇心は人間が持つ長所の一つかもしれません。 最初の異星種族、巻の終わりには第二の異星種族に遭遇します!どちらもメッセージを送っても意思疎通が図れないのは現段階では一緒で、人間を相手にするのとはわけが違うんですね・・・。 私自身好きなシリーズの一つなので、今後の展開が楽しみです。

月面の聖戦 1

<内容>
アメリカは他国に先に入植されてしまった月に対し、月探査の先駆者であるアメリカの月での威信を取り戻すべく軍隊を派遣するのだが。
<読むときのヒント&感想>
[時代背景はこんな感じ]

アメリカが基本的に全世界を席巻している唯一の超大国となっている時代

戦争が兵士の戦闘スーツに仕込んだカメラを通じてリアルに中継されている見ている人はそれを楽しんでいる時代

地球はアメリカに席巻されているためほかの国は月面に活路を目指し進出している時代

アメリカは地球だけに飽き足らず月にはじめて降り立った国であること(今回の軍派遣までは放置でしたが)理由に月面に進出していた他国の基地に対し戦争を仕掛ける。

アメリカの傲慢さが出ているお話です!それにスタークが気づき、ただ高見で命令だけを下す士官たちに反旗を翻すわけです!この卷はここで終わります!次の巻を早速読みたくなるような終わり方ですが、ここにいたるまでが少々時間がかかるので我慢して読んでくださいね!

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